歌手の工藤静香(52)が7月19日放送の『ポップUP!』(フジテレビ系)の独占インタビューに応じ、デビュー時の逸話や2人の娘への食育などについて語った。
工藤は1986年に16歳でおニャン子クラブに加入し、翌87年に『禁断のテレパシー』でソロデビュー。瞬く間に人気歌手へと上り詰めたが、30歳だった2000年に当時SMAPの木村拓哉(49)と電撃結婚。その後はCocomi(21)とKoki,(19)の子育てに奮闘したと振り返った。
長女のCocomiはモデルとフルート奏者、次女のKoki,はモデルや女優として活躍しているが、特に気を遣ったのが食生活だったという。
工藤は「子どもを身ごもってから、自分の体じゃないものを授かって預かるっていう。自分の子なんですけど自分のものではないので。預かってるので、命を。だから“ちゃんと気をつけなきゃ”っていうのがすごくあって。だから子どもたちが20歳になるまでは、本当に一生懸命やらせていただくというか。彼女たちの命じゃないですか、だから(栄養)バランスとかも小さいときからすごい考えてました」と持論を展開。
日頃の食事からパンやスイーツ、キムチ、さらには自家製の酵素シロップまで手作りしているという工藤は、「“今ここにあるもので自分で作れないものはないんだよ”って(娘に)教えちゃったんですよね。だから、うどんとかもわざわざ毎日作る必要はないけど、“作ろうと思えば何でもできるんだよ”って、いろんなものを全部作らせていた」と語った。
子どもと一緒に料理をして食の大切さを教えるのが工藤流の食育だといい、他の教育方針については「伝えていることは、たとえばこういう撮影もそうですけど、“こういう人たちが携わっていて、どれだけの人が何のために頑張っているとか。他人に対しての感謝を忘れないっていうことは、もう小さいときから伝えることだし、見て覚えていることだと思う」とも力説した。
「素晴らしい子育て方針ですが、完全な絶縁状態だと言われる夫・木村拓哉さんの実母の木村まさ子さんと共通する部分も多いように感じられますよね……」(ワイドショー関係者)