■バラと連番を併用して購入!

 さて、日本一長い川といえば全長367キロの信濃川だが、その河口に架かる萬ば ん代だい橋ば しは、そういう意味で日本一の橋と言えないこともないだろう。

 その萬代橋と同じ通りにあるのが、石山人形店(新潟県新潟市)。名前の通り、新潟みやげ・民芸品を扱って創業65年の歴史ある店で、地元では「当たる店」として知られる。

「04年の年末ジャンボで3億円。その前にも年末ジャンボで、もう1回、ドリーム、サマーでも各1回、1億円以上が出ていますね。お客様から“縁起物をたくさん扱っているのがよく出る理由かな”と言われたことがあります」(店主)

 店の入り口、店内にも100万円以上の当たりの掲示がズラリと並ぶ、幸運を招く売り場なのだ。

 話は変わって、愛知県犬山市と岐阜県各務原市を分ける木曽川に架かる犬山橋を、ご存じだろうか。ここはかつて、名古屋鉄道と一般車が同じ橋の上を走る「鉄道道路併用橋」(現在は鉄道専用)として、鉄道ファンに有名な橋だった。

 そこからほど近い、各務原市側にあるロックタウン各務原宝くじセンターは、大きな売り場ではないが、「19年のドリームジャンボで5億円が、同年4月のロト6で6億円も出ています」(売り場担当者)と、まさに「幸運の架け橋」効果がありそうな売り場。鉄道道路併用橋にあやかり、バラと連番を併用して購入してはいかが?

 一方、上方にはさまざまな名橋があるが、ここは縁起を担ぎ、浪速は道頓堀に架かる戎えびす橋に注目したい。七福神の一柱が由来のこの橋だが、その近くにある注目店は、千日前エスカールCC(大阪市中央区)だ。

 この売り場、ジャンボでは1000万円以上の高額当せんの実績はないが、15年5月にロト6で1等1億2000万円、同年12月のロト7で1等8億円が出ている。

「売り場の横に、“当たりますように!!”と記された『開運の門』を設けたのは19年。すると翌20 年のロト6で1等2億円が久々に出ました」(売り場担当者)

 戎橋といえば、ナンパスポットとしても有名で、別名が「引っ掛け橋」。ぜひ幸運も引っ掛けたい!

 中国地方には、日本三名橋の一つ、鏡川に架かる錦帯橋がある。そこに縁が深いのが、山口県岩国市のカジル岩国ロトセンターだ。

 この売り場、大きくないのにもかかわらず、「13年ドリームで1等1億円が出ています。また、15年の年末ミニでは1等7000万円、18年の年末はプチ1等1000万円。サマーは19 年、ミニながら2等100万円が2本出ています」(売り場担当者)

 ちなみに、錦帯橋の別名は算盤橋。当せんした後のお金の計算は、任せてもよさそうですゾ。

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