7月24日月曜日、朝8時から放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、現在世間を騒がせているお笑いコンビ・TKOの木本武宏(51)の巨額の投資トラブルについて、大々的に取り上げた。
説明VTRで11分、スタジオでの特集でも13分の時間を費やしたこの話題に、MCの極楽とんぼの加藤浩次(53)も、木本の失態について厳しい口調で論じた。
「まず、木本さんが親交のある後輩芸人やスタッフに投資を勧めていたものの、一緒に投資を進めていた人物A氏と突然連絡がつかなくなってしまったこと。集めた金額の総額が7億円以上とも伝えられていること、こうした報道を受けて木本さんが申し入れて、所属事務所の松竹芸能を辞めたことが、あらためて解説。その後、『スッキリ』が、木本さんの個人事務所に取材した結果を紹介しました」(専門誌記者)
■「引退」「一緒に運用」など報道内容の誤りを訂正
取材に対し、事務所はA氏とは共通の知人を介して2、3年前に出会い、仲良くなるうちに投資案件の話をされたことをまず説明。「集めたお金を知人A氏と一緒に運用していた」という報道内容については、
「一緒に投資を進めていたという事実はなく、あくまでAから投資案件を進められ、それに乗った次第です」
「木本自身は金融商品の知識がなく、一緒に運用したことなどは一切なく、Aから持ち掛けられたということになります」
「手数料などは一切得ていません。あくまでも木本は出資者へAを紹介したのみです。た、Aは無登録業者であるとトラブル後判明しました。A氏に騙されたという気持ちはあります」
と否定していた。
また投資の内容についても「FXおよび不動産関連投資」としており、すでに報道されている「仮想通貨」への投資、という報道に「いっさいありません」と否定。「引退する」という報道も、「まだ何も決まっていません」としている。A氏は木本と連絡が取れていないが、A氏の弁護士からは「今すぐ返金できる状況ではない」という連絡があったという。
「投資に関する知識が浅はかであるにも関わらず、周りの方々へご迷惑をお掛けしましたことを重ねてお詫びいたします。必ず直接説明させていただきますので、いましばらくお時間をください。このたびは大変申し訳ございませんでした」
と、木本は話しているという。