■「基本的な投資詐欺の、もうベーシックな形」と断言
「その後、スタジオで専門家とのトークになったわけですが、ＭＣの加藤さんが終始、木本さんに対して厳しい言葉を連ねていました。もともと、年齢もキャリアも木本さんが後輩ではありますが、それにしても加藤さんは、終始“木本”という名前を呼び捨てで強調するように連呼していました。
加藤さんは、まず事件概要をざっくり解説してから“想像ですけど”と前置きして展開した持論が、実に理路整然としていましたね」（前出の専門誌記者）
加藤は何度も「想像」と前置きしつつも、「木本がＡ氏に１００万を預けたら年利３０％で返ってきた」ということがあったと思われる、として、
「実は木本が預けた１００万から３０万払ってるだけで、全然投資とかしてない可能性（もある）」
「そういうことをやってるうちに、木本は“すごい儲かるな！”と思った。そうしたらやっぱり、仲のいい人に“儲かるね”と話をしてしまって、そこで周りの芸人知人たちが“俺もお願いするわ”で、同じように最初返ってくる。だから、“儲かった！”と思うけど実は違うっていう」
という流れであったのでは、と考察し、「基本的な投資詐欺の、もうベーシックな形」と断言。「木本に言いたいんだけど……勉強しないとダメ！ ちゃんと！」と語気を強めて話した。
「わかってないのに、信用だけでお金を預けたら絶対ダメ。しかも木本が悪いのは、信用してしまってるから、周りの人たちまで巻き込んでしまった」
と、「木本さんが言うから」と信頼してカネを出した結果、ここまで多額になってしまった、と締めた。
■「１００％”嘘なんだと思ったほうがいい」と断言
「その後、スタジオゲストらと、資産運用について投資そのものは悪いことではないが、基本的な勉強不足だったこと、これは他人ごとではなく、危険性を知らしめることになった、ということなどに言及し、木本さんは後輩からも評判がよく“トラブルとは一番遠い人”と加藤さんや芸能記者の中西正男さん（４７）も認識していたことなどを語っていました」（前同）
加藤は、
「今だったら、普通長期で考えたら、大手の証券会社とかにお金入れたら（利回りは）３％くらいですよ。アクティブなやつでも６％くらい。それが１０％、２０％とかいったら、“１００％”嘘なんだと思ったほうがいい。ここは間違いないとこなんですけどね」
とコメント。「１００％」という部分を、特に強調していた。
