■松本潤のインタビューが韓国で炎上

 トラジャが『AGT』で爪痕を残せたのは、アメリカの“土壌”が変化したことも大きかったようだ。韓流スターグループの枠を遥かに飛び越え、世界的なスターグループになったBTSの大成功もあり、アジア初のボーイズグループが受け入れられる素地が当地にもできたと『週刊女性』では分析している。

「BTSの活躍は本当に目覚ましく、トラジャはアメリカで彼らの“弟分”的な見方をされているのかもしれませんね。そして、BTSを巡っては松本潤さん(38)のインタビューが韓国で炎上したことも記憶に新しいですよね」(女性誌編集者)

 2020年11月、アメリカの芸能メディア『Variety』のインタビューで松本は「ジャニーズがK-POPのルーツ」だと受け取られるような発言をしたと報じられ、韓国で炎上を招いてしまったのだ。

■ジャニー喜多川氏について語った松本だったが……

 松本はインタビューの中で、「ジャニーさんは60年に及ぶキャリアの中で沢山の男性アイドルグループを生み出し、日本のエンターテインメント産業だけでなくアジアのポップカルチャー全般に多大な功績を残しました」

と話し、「日本以外のグループも、ジャニーさんが1960年代からやってきた仕事が、彼らの活動のルーツとなっていることが見出せます」と持論を展開した。

 また、「ジャニーさんが数十年前に基礎を築いてきたものが国境を越え始めているということに誇りを感じます」とも語った。

「松本さんは“K-POPのルーツがジャニーズ”とは一言も言っていません。ただ、韓国の現地紙が“『K-POPのルーツは日本のアイドル』嵐の発言に火がついた議論”と題した記事を公開したことで思わぬ炎上騒動が巻き起こってしまいました」(前同)

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