■苛烈するスクープ合戦の末、木本にも怒りの声が飛ぶ結果に

 7月30日のスポーツニッポンでも、木本が投資していた投資家は2人と報じ、それは不動産関連を中心に投資をしていた人物Aと、FXに投資していた投資家Bだったという。

「Aには3億5000万円、Bには2億5000万円を出資していたとスポニチは報じています。さらにAからはすでに2億円が返済され、それを木本が出資者に返金したものの、まだ返済がいっさいないBに出資した出資者にも返金したのでお金の流れがややこしくなっている、という関係者談が出ています。そして、記事の最後には、木本さんの個人事務所の“週明けにも運用の状況などを説明する”というコメントが掲載されていますね」(前出のワイドショー関係者)

 7月31日早朝に配信されたサンケイスポーツの記事では、前述のFXに投資しているBの返済について、個人事務所によると木本は家族などから金を借り、出資をした芸人らにすべて返済をした、と報じている。そして、木本は今後も、弁護士を通じてBに返済を求めていくということだ。

「このように毎日、少しずつ“新情報”が小出しで出てくる状況にあって、それは、窓口担当が小出しに情報を出しているから。ですから、ワイドショーの関係者、スポーツ紙記者たちは、“うちが聞いている情報と違う!”“どうなってるんだよ!!”となり、連日のように問い合わせるという不毛なスクープ合戦のような状況になっているんです。

 マスコミ関係者に怒りが充満するというおかしな状況で、その裏には吉村さんなどの被害者もいるわけで、また、情報が錯そうすることで、一般の人からも木本さんに“木本が被害者のように振る舞うのは違う“被害者ぶってて嫌な感じ”といった怒りの声が飛ぶ結果になってしまっています。

 ただでさえ、“7億円投資トラブル”というとんでもない騒動なのに、現状、そこに新たな怒りや疑念が渦巻く、よろしくない状況となってしまっていますね」(前同)

 近日中にも、世間を大きく騒がせた「7億円投資トラブル」の釈明の場があると見られる木本だが、そこでは上手く仕切れるのだろうか!?

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