■黒島結菜も「暢子の自由さは限度を超える」と評価

 ヒロイン・暢子を演じる黒島結菜。暢子は、第12週「古酒交差点」~第15週「ウークイの夜」にかけて、宮沢氷魚(28)演じる幼なじみ・青柳和彦との恋を成就させた。

 第14週「渚の、魚てんぷら」では、前田公輝(31)演じる暢子の幼なじみ・砂川智が暢子にプロポーズするが、暢子は「智がうちに感じているのは愛情じゃなくて友情」と拒否。また、飯豊まりえ(24)演じる、和彦の同僚で婚約者だった大野愛は和彦から結婚話について「全部なかったことにしてほしい」と言われる。

 その後、愛は、自分から別れを切り出す手紙を和彦に渡して赴任先のパリへと旅立った。和彦は愛と別れたその夜に、暢子に告白するのだが、紆余曲折あって翌週の第15週で暢子から和彦へとプロポーズし、婚約者となった。

 黒島は、7月25日発売の『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ちむどんどん Part2』(NHK出版)での、宮沢との対談で「見ている人の中には、智や愛さんを応援する人がきっといると思う」と発言。暢子自身の性格については「暢子の自由さは限度を超えることもあるので……」、7月29日発売の『連続テレビ小説 ちむどんどん FANBOOK』(宝島社)の個人インタビューでも「暢子は天真爛漫すぎるところもありますが(笑)」と評していた。

 視聴者からは、暢子と和彦カップルの成立に関して猛反発が巻き起こり、「正直暢子とクズ彦(和彦)がこの先どうなろうと全くちむどんどんしない」「暢子に他者への共感や配慮があったら、愛ちゃんと別れたばかりの和彦へプロポーズしたりしない」といった、怒りの声が数多くSNS上に投稿されている。

 和彦と破局した愛を演じた飯豊まりえは、『ちむどんどん』公式サイトのインタビューで愛について「悔しいことがあっても笑顔でやり過ごし、摩擦やトラブルを避けているところがありますね」と分析。ブーイングが飛んでいる、暢子と和彦のカップルについては「和彦との関係においても、暢子に対して嫉妬や敵対心は全くない。だからこそ思い悩む」と語った。

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