■宮沢氷魚は「和彦が自己中心的でひどい人物」と演技に苦心、山田裕貴は「メガネ正座マン」

「“摩擦やトラブルを避けている”と飯豊が言うように、相手のことを思い、人を気遣う愛への応援の声はものすごく多かった。8月5日発売の『FRIDAY』(講談社)で、高橋一生(41)との熱愛が報じられたことを受けて“愛さんはパリで高橋一生と幸せになって”と言っている『ちむどんどん』ファンもいましたね。

 一方、ファンから“クズ彦”や“カス彦”、“どこが誠実なのか”などと言われてしまっている和彦を演じる宮沢氷魚もモヤモヤは抱えているようです」(前出のテレビ誌編集者)

 7月8日にWEBサイト『ステラ』で公開された宮沢のインタビューでは、「愛や暢子とのシーンにおいて、和彦の心の変化の演じ方はとても難しく、演じようによっては和彦が自己中心的でひどい人物に見えてしまう」と、演技に苦心していたことを告白。また、ガイドブックのPart2に収録された黒島との対談では、「愛さんとのシーンは難しいだけじゃなくてしんどかった」と、暢子へ心変わりする和彦を悩みながら演じていたことを語っていた。

「宮沢だけでなく、川口春奈(27)演じる良子の夫・石川博夫を演じる山田裕貴(31)も博夫に対して厳しいです。博夫は、良子と実家の板挟みになって自分の意見を言えず、正座で祖父や父の意見を受け入れるだけ。それでファンから“二枚舌野郎”とか“煮え切らない通り越してる”と言われてしまっているのですが……。

 5月26日に自身のツイッターで博夫を"かつて、こんなにもはっきりしない男を生きたことはないだろう”と評したと思えば、8月1日放送のラジオ『山田裕貴のオールナイトニッポンAX』(ニッポン放送)で、"『ちむどんどん』ではメガネ正座マンをやってるわけです”と話し、“ドラケンがメガネ正座マンやってると思わなかった、と言われるわけです”と、山田自身が映画『東京リベンジャーズ』で演じる龍宮寺堅、通称ドラケンとの落差がすごいと言われることをポジティブにとらえてはいるものの、博夫のキャラを皮肉っていました」(前同)

 歴代朝ドラ視聴率ワースト1位は、2009年下半期・倉科カナ(36)主演の『ウェルかめ』で期間平均13.5%、2位は09年上半期・多部未華子(33)主演の『つばさ』で、期間平均13.8%。3位は08年上半期・榮倉奈々(34)主演の『瞳』で期間平均15.2%となっている。

 現在のところ、ワースト3という不名誉な記録が残っている倉科カナ、多部未華子、榮倉奈々だが、みなドラマや舞台などそれぞれに大活躍している。黒島結菜もそうした先輩たちのあとを追うように、大女優に成長してほしいがーー。

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合 月~土 8:00~8:15、12:45~13:00(土曜は一週間の振り返りを放送)
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/

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