■「株式会社TOKIO」が山口の“受け皿”になるという報道も

 2020年4月、城島茂(51)、国分太一(47)、松岡昌宏(45)の3人は「株式会社TOKIO」を設立してジャニーズ事務所から“社内独立”。一部では株式会社TOKIOが山口の“受け皿”になるという報道もあった。

 また、リーダーの城島は同年に株式会社TOKIOとは別の「株式会社S」を立ち上げており、ここで山口を受け入れるともささやかれた。

■山口達也の希望は叶うのか?

「ただ、山口さんがやったことは泥酔した上での未成年へのわいせつと飲酒運転事故ですからね……。罪を犯したものの、ちゃんと罪を償って反省をした人たちの社会復帰は、しっかりとなされるべきです。ただ、法律を犯した芸能人、不祥事が明らかになった芸能人の芸能界復帰へのハードルは年々高くなっていますよね」(前出のワイドショー関係者)

 テレビ局は今、コンプライアンスの遵守を徹底し、スポンサー企業の顔色をうかがう必要が出てきている。

「現状を考えると、山口さんの表舞台への復帰、特にテレビへの復帰は厳しいでしょうね。また、不祥事で退所してからも、そして飲酒運転を起こしてから現在に至るまで“人前に出たい”と希望し続ける山口さんの考えに、世間の人々は“甘え”のようなものも垣間見えてしまうのではないでしょうか。何をやっても、犯罪を犯しても、芸能界なら“元の場所”に戻れてしまう――そうした批判は当然出るでしょうね。

 YouTuberとしての活動や、裏方としてTOKIOの現メンバーをサポートすることもできるのかもしれませんが、そういったことができるようになる、それが許されるのにもまだまだ時間がかかるのではないでしょうか」(前同)

 だが同時に、16歳からずっと芸能界で生きてきた山口は、芸能界でしか生きづらいのもリアルなのかもしれない。「前職に復帰したい」という山口の希望を、TOKIOの現メンバーはどのように受け止めているのだろうか――。

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