■くりぃむしちゅー上田は“ポスト紳助”に一直線

 前出の制作会社関係者が続ける。

「10日の『ホンマでっか!?TV』は、大人気マンガ『ONEPIECE』作者の尾田栄一郎さん(47)の自宅拝見というスペシャル企画でしたからね。番宣もガンガン打っていましたし、コア視聴率も高かったんでしょう。

 ただ、それ以外の通常回だと『ホンマでっか!?TV』は『上田と女が吠える夜』にボロ負けなんです。『ホンマでっか!?TV』からマツコ・デラックスさん(49)が降板した際には“パワーダウンは必至”と言われましたが、まさにその通りの状況に陥っているとも言えそうです」

 約10年にわたって『ホンマでっか!?TV』のレギュラーを務めたマツコだが、2020年9月に同番組を卒業。同年10月からはEXITの2人が番組レギュラーに加入したが、さんまは「俺が(スタジオに)入ってきたとき、フロアのADが派手な服着て、こいつアホちゃうかと思うて。本番で注意したろと思ったらEXITやった」と、2人の印象について語ったことも当時話題を呼んだ。

 若年層からは大人気のEXITだが、マツコの後任を務めることが明らかになった際には、一部視聴者からは「マツコ辞めたのも唐突だったけど、その後釜がEXITっていうのは不相応。的外れなテコ入れを繰り返して崩壊の一途を辿るパターンですわ」「ホンマでっか毎回見てるしEXITは嫌いじゃないけど、マツコの代わりかあ…。ブラマヨの代わりだったらしっくり来たのに」といった厳しい声も寄せられた。

「一方の『上田と女が吠える夜』は、スタート当初はそれほど期待されてはいなかったものの、しっかりと結果を残しています。特に番組レギュラーの大久保佳代子さん(51)、いとうあさこさん(52)、若槻千夏さん(38)などの発言はネットニュースにも取り上げられ、番組の注目度も日に日に上がってきている。

 関係者の間でも“やっぱり上田さんの実力はすごい”となっていますし、島田紳助さん(66)は上田さんを自身の後継者になると予言していましたが、本当に“ポスト紳助”になりつつありますよね。一方、制作の現場ではさんまさんの“老い”を指摘する声も上がるようになってきています」(前同)

■「お笑い怪獣」にも迫る“老い”!?

 さんまは、7月1日に67歳の誕生日を迎えた。

「ここ最近は言葉に詰まったり、“あれなんやっけ……”となかなか言葉が出てこない場面も増えてきました。そういったところは編集でカットされるわけですが、さんまさんといえばマシンガントークがウリでしたからね。67歳ですからしょうがない部分でもあるんですが……。

 さんまさんのゴールデンのギャラは、芸能界最高値の1本500万円とも言われ、おそらく『ホンマでっか!?TV』でもそれぐらいもらっていると思われます。ただ、それはさんまさんがナンバーワンMCとして君臨し、しっかり結果を残していたからでもあったはず。ところが、最近の『ホンマでっか!?TV』は数字が振るっておらず、厳しい状況にあるんです」(同)

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