■いまだ止まない「陰謀論」

 三浦さんの死を巡っては、彼は自殺ではなく「死の真相は他にある」と“陰謀論”を訴える人も少なくない。

 三浦さんの死から3か月後の2020年10月には所属事務所・アミューズが公式サイトで複数のURLを提示して「以下の記事、投稿、動画は根拠のないデマ情報をもとにしたWebサイトの一部です。閲覧されることによる収益を目的としたものもありますので、くれぐれもお気を付けください」と異例の注意喚起を行ったことも波紋を広げた。

 この注意喚起以降も、三浦さんの死因に疑問を抱くファンたちによる抗議デモが、渋谷、銀座、アミューズの東京社屋前などでたびたび行なわれている。

「そういった騒動もありましたが、今年7月18日には三回忌を迎えてようやく築地本願寺に三浦さんの遺骨が納骨され、親族やファンの気持ちもひと段落といったところでした。

 ところが、ここにきて“便乗商売”とも言われてしまっている書籍が発売されることが明らかになったと。近い人物による書籍ですから陰謀論的なものでは絶対にないのでしょうが、ファンの心をかき乱す内容になっている可能性もありそうですね……」(前出のワイドショー関係者)

 9月16日発売の書籍は、事務所関係者、ファン、さらには三浦さんの親族にも何かしらの影響をもたらすことになるのだろうか――。

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