■『異世界ひろゆき』がスタート!『泳げ!ニシキゴイ』も大好評

 ひろゆき氏と錦鯉には何の共通点もなさそうだが、小学生から大人気という点では一致している。また、官公庁や雑誌・新聞業界といったクライアントが動き出しているという点でも、重なる部分があるようだ。

「ひろゆき氏は、ホリエモンこと堀江貴文氏(49)などとは一線を画す、ゴリゴリした感じではない、“引き算の自己啓発”を体現しているような論客ですよね。“論破王”として人気を博していますが、スマートで言葉遣いもそこまで汚くない。フランス在住で奥さんとも仲が良いという点も、好感度につながっていそうです。その辺は子どもたちの親御さんも気にするところですからね。

 一方の錦鯉は、どんな芸人よりもわかりやすく、“突き抜けたバカ”の長谷川さんのギャグが、それこそ『コロコロコミック』の漫画に出てくるようなキャラとも重なり、小学生を中心にウケているのではないでしょうか。また、2人とも50代、40代でブレイクした苦労人ということも親世代からは親しまれるポイントですよね。

 7月8日にはひろゆき氏が異世界へ召喚されるまさかのファンタジー漫画『異世界ひろゆき』(集英社)がWeb漫画サービス『となりのヤングジャンプ』でスタート。また、錦鯉の半生を描いたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』が『ZIP!』(日本テレビ系)内で好評を得るなど、彼らを主人公にしたコンテンツも、若い世代に注目を集めていきそうです」(前同)

 小学生から絶大な支持を集めるひろゆき氏と錦鯉。2022年の“勝ち組”著名人は彼ら3人に決まり!?

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