西島秀俊と中村倫也“R18指定”Amazonプライム『仮面ライダーBLACK SUN』原作が導く「濱田岳の悲劇」と「吉田羊の中村愛」!の画像
※画像は『仮面ライダー BLACK SUN』の公式ツイッターアカウント『@KR_BLACKSUN』より

 8月29日、以前からAmazonプライムビデオでの配信が告知されていた西島秀俊(51)と中村倫也(35)がW主演する『仮面ライダー BLACK SUN』の配信日と第2弾キャストが正式発表された。そのキャスティングと役名に、早くも多くのファンが関心を寄せている。

「『BLACK SUN』は、87年に放送していた暗黒結社ゴルゴムを率いる創世王の次期候補として改造された青年・南光太郎(倉田てつを)と、光太郎の親友・秋月信彦(堀内孝人)の孤独な戦いを描いたテレビシリーズ『仮面ライダーBLACK』のリブート作品ですが、設定から何から、雰囲気がだいぶ違うことが予告から伝わります」(特撮ライタートシ=以下同)

『BLACK SUN』は、

《創世王──怪人の頂点たる存在。

その命が尽きる時、選出された世紀王が力を継承する。

時は2022年。国が人間と怪人の共存を掲げ、半世紀が過ぎた頃。

人の姿で暮らす怪人たちは虐げられ、人間との衝突を繰り返す日々の中、両者の溝は深まるばかりであった。

騒乱の時代、調和を夢見る少女は一人の男と出会う。》

 とあらすじが紹介されており、特報では《怪人たちの群像劇》というテロップや、中村が怪人たちに反逆をあおる様子などが紹介されていた。

■豪華キャストが発表された

「多くの変更はあると思いますが、今回発表された追加キャストは、全員が『BLACK』で大活躍していた敵怪人をオマージュしているんですよ」

 今回発表された追加キャストでは“ビルゲニア”を三浦貴大(36)、コウモリ怪人を音尾琢真(46)、クジラ怪人を濱田岳(34)が演じるほか、三神官バラオムをプリティ太田(44)が、ビシュムを吉田羊が、ダロムを中村梅雀(66)が演じることが発表された。いずれも、同名の怪人が『BLACK』で活躍していた。

「とりわけ、悲劇が予想されているのが、濱田さんが演じるクジラ怪人です。というのも、『BLACK』でのクジラ怪人はいわゆる善玉怪人で、最期には裏切り者としてゴルゴムに殺されてしまうからですね」

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