西島秀俊と中村倫也“R18指定”Amazonプライム『仮面ライダーBLACK SUN』原作が導く「濱田岳の悲劇」と「吉田羊の中村愛」！

■クジラ怪人はまたしても悲劇的な最期を遂げてしまうのか

『ＢＬＡＣＫ』のクジラ怪人（声：依田英助）は海を愛していたため上層部の「海を汚染する」という作戦を聞いて離反を考えるも、それを察していたバラオムにＢＬＡＣＫと道連れで殺されそうになる。そこでＢＬＡＣＫに助けられて友情が芽生え、終盤にはＢＬＡＣＫの蘇生に一役買ったりと貢献したのだが、先述のように最終的に処刑されてしまい「ライダー……海を守ってくれ……」と告げ爆死したのだ。

　今回のクジラ怪人の場合も「何に、というのも見どころの１つなんですけど、クジラ怪人なりに悩みながら自分の信じるものを見つけていってですね。物語が進むにつれて垣間見れるクジラらしさを楽しんでいただけたら」と濱田はコメントしている。大きく揺れ動く役なのかもしれない。

「仮面ライダーBLACK SUN」official (@KR_BLACKSUN) より

　ちなみに濱田は西島と２１年にドラマ『シェフは名探偵』（テレビ東京系）で共演しており、同年５月３１日の『ＷＥＢザテレビジョン』では、

「年齢は僕より下ですが、いろんなものを作り出していく力を岳くんには感じていて、すごいなと思っています。何よりも岳くんと一緒に演技をしていて楽しいですね」

「ハードな役柄の印象があったりしたんですけど、実際の西島さんって現場でもずっとニコニコしているし、実はすごいゲラで、何でもないところで笑い始めて現場がちょっと止まったりとか、すごく人間味があって…。テレビで見るよりもすごく好きになりました」

　とお互いに言及している。『ＢＬＡＣＫ　ＳＵＮ』でも息の合った演技を見せてくれるはずだ。

■ビルゲニアは原作と逆になるか

「次に三浦さんが演じる“ビルゲニア”は、『ＢＬＡＣＫ』では“剣聖ビルゲニア（演：吉田淳）”という、中盤にＢＬＡＣＫを苦しめた敵幹部の１人でしたが、最終的にはＢＬＡＣＫに敗れた挙句に復活したシャドームーンに殺されてしまう哀れな役回りでした。

　ただ、終始幹部と険悪な雰囲気だった『ＢＬＡＣＫ』と違い、『ＢＬＡＣＫＳＵＮ』では仲間思いなキャラになるようです」

「仮面ライダーBLACK SUN」official (@KR_BLACKSUN) 

　三浦は今回のビルゲニアについて、

「常にゴルゴムや仲間の怪人たちを思い、行動している人物」

　と、ツイッター配信のキャストコメントにて明かしている。

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