■大庭・赤楚衛二はキーマンになりそうだが

 これは、今回のラストで、転職先の「株式会社ナカマル」で事務機器の営業として順調に働いていたように見えた大庭が、怪しげな経営者の交流会に参加しているシーンが流れたため。大庭の名刺が映され、「株式会社グリーンエステート」という不動産系を匂わせる会社の“代表取締役”と記載されていたのだ。

 多くの視聴者が「彼の真面目で真っすぐなキャラが、いい様に利用されてしまうのか? 心配だよ」「大庭くんに責任全部押し付けて尻尾切りに使われそうな予感しかしない。どう考えてもそれ、ダマされてるから逃げて!」などと、大庭がトラブルに巻き込まれて、恋模様どころではないと心配してた。

 赤楚の“脱当て馬”を願う声は多いが、ツイッター上での指摘のように大庭はトラブルに巻き込まれ、自信喪失する可能性は高い。そうなれば、つきあうどころではないだろうし、なにより有村の年上感を強調する演出からしても恋人になれる雰囲気はない。ファンの願いむなしく、赤楚は今回も本命にはなれなさそうだ。(ドラマライター/ヤマカワ)

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