■近隣住民からの悲痛訴え……

 同施設は2019年に設立されたというが、近隣住民によると、説明もないまま施設が開設され、たくさんの犬の鳴き声が聞こえるように。また、地域のゴミ捨て場には大量の糞も捨てられ、清掃員が対応していたという。

 施設開設時は50頭ほどだった保護動物は日に日に増え、一時は150頭以上に。見かねた近隣住民10名ほどでMSTAを訪れて説明を求めたものの、折り合いはつかず。そこで保健所や市役所に間に入ってもらい、2020年1月に話し合いを行った際には、代表者が「年内に今いる犬猫を譲渡して、施設を閉鎖する」と約束したというが――。

 しかし、その後も半年ほど外に放置された何トンものペットフードをカラスやネズミ、野良猫があさりに来て、周辺が荒れるなどのトラブルが続出したと記事では伝えている。

 MSTAはペットフードを廃棄したり、防音のために二重扉や塀も作るなどの対応をしているようだが、施設を閉鎖できるのは4年以内だと代表者は説明している。

■大成功の『24時間テレビ』に味噌をつけてしまった!?

 日本テレビ広報部は「MSTAの近隣トラブルを認識していたか」という『週刊文春』の問い合わせに、「制作過程の詳細についてはお答えしておりません」と回答したという。

「相葉さんが出演している動物番組を巡っては、これまでもトラブルが続出しています。今回新たにトラブルが報じられ、大成功に終わった『24時間テレビ』に味噌をつけてしまったとも言えそうです」(制作会社関係者)

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