■明菜と聖子の豪華共演が今年の目玉に!?

『女性自身』では、2021年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)を亡くしたものの、それでもステージに立ち続ける聖子の姿に後押しされて、明菜が紅白出場を決意するのではないかとも伝えている。

「NHKとしては、明菜さんと聖子さんという80年代トップアイドルの共演を今年の『紅白』の“目玉”にしたいというのが本音でしょうね。

 ただ、『紅白』に出る“メリット”というのも考えないといけません。多くのアーティストは『紅白』に出ること自体が目的ではなく、『紅白』に出ることで知名度を上げてCDセールスにつなげる、また、翌年以降のコンサートの動員数につなげたいという思惑がある。

 現状、明菜さんはCDを出す予定や客前に出て歌うような状況ではないといいます。『紅白』に出場することで、過去に出したCDが売れるというのはあるでしょうが、あくまでも過去の物で、新しい仕掛けにはつながってきません」(前出の芸能プロ関係者)

■ツイッター開設も『紅白』に合わせて?

 8月末にツイッターと公式サイトを開設したのは『紅白』出場を見据えたものではないか、という見方もある。

「9月ぐらいから選考や実際の出場打診が本格的に始まりますからね。ただ、明菜さんサイドのメッセージがこの時期になったのは、たまたまだとも言われているんですよね……。

 何より、新事務所は立ち上げてメッセージは出したものの、明菜さんは客前で歌えるほどの体調にまで回復していないという見方が強い。加えて『紅白』に出ることのメリットを天秤にかけると、やはり今年の出場は難しいのではないかと言われています。

 それでも、NHKサイドの意向としては、どうしても明菜さんと聖子さんの共演を目玉にしたい。可能性はゼロではないのでしょうが、“現実的には来年以降になるのでは”と見る関係者は少なくありませんね」(前同)

 彼女にとってのメリットは大きくはないかもしれないが、中森明菜が今年の『紅白』で華々しく復帰を果たせば、大盛り上がりになるのは間違いない。

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