■『トラコ』のコア視聴率は『水ダウ』の半分以下の大爆死

 のんと同じく国民的ドラマ『あまちゃん』への出演でブレイクを果たした女優と言えば橋本愛(26)。もうすぐ放送から10年が経つ伝説の朝ドラを経て大成長。さまざまな作品で活躍してきた彼女なのだが、現在は、厳しい状況にある。民放地上波初の主演連続ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)の視聴率が、まったく振るっていないのだ。

 初回と第2話はそれぞれ世帯視聴率7.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、7.0%だったが、以降は5~6%を推移。8月31日も5.5%だった。また、テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率も同日は2.1%と振るっていない。

「9月7日には第8話が放送され、ラストの衝撃展開にドラマファンは大騒ぎとなっています。そのようにハマっている人もいるものの、その数が残念ながら多くないんですよね。

 8月31日の第7話の同時間帯に放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のコア視聴率は4.7%ですから、『トラコ』は『水ダウ』の半分以下ということになります。“王者”日テレにあってこの視聴率は大惨敗。ドラマを実際に見ている人からの評判は、それほど悪くなく、非常に現実的なお金の話には共感する部分も多いですし、橋本さんの演技も引き込まれるものがあるんですが……。

 しかし、数字で見ると言い訳のできない大爆死。これでは“主演を任せられない”となって、しばらくは民放ドラマの主演オファーは来ないでしょうね。“主演女優”失格の烙印を押された格好で、そういう意味では、橋本さんは今、とても厳しい状況にあると言えそうです……」(前出の芸能プロ関係者)

 同じ『あまちゃん』で切磋琢磨したのんは逆境を乗り越えて這い上がり、当たり役をつかんだ。橋本にも今回の失敗を乗り越えてさらなる活躍を期待したい!

『さかなのこ』
9月1日から公開中
公式サイト:https://sakananoko.jp/

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