■コア視聴率“爆取り”の「ダウンタウン一強」時代
2021年8月28日と29日、2夜連続で大型特番『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)が生放送され、松本がキャプテンを務めた。28日のコア視聴率は7.0%、29日が7.5%と高い視聴率を記録し、番組は大成功を収めている。
同年10月には、ダウンタウンの2人が総合MCを務める『お笑いの日2021』(TBS系)が8時間にわたって生放送され、「男女20~34歳」「男女35歳~49歳」のカテゴリで、全時間帯視聴率1位を獲得している。
「今年も9月10日と11日に『ラフ&ミュージック』が、10月8日には『お笑いの日』が放送されますが、“大型特番にはダウンタウン”というのが、以前にも増して当たり前になってきていますよね。
特に年末年始の大型特番のMCには格や重みが必要になってきます。ただ、お笑いBIG3で現役バリバリなのは、明石家さんまさん(67)ぐらい。とんねるずもフェードアウト気味ですし、ウッチャンナンチャンはコンビでの稼働がほぼありません。ナインティナインやくりぃむしちゅーもいますが、確実にコア視聴率が取れるかというとどうかと……」(前出の制作会社ディレクター)
千鳥やかまいたちはコア視聴率を持っていると言われているが――。
「両コンビは、人気と実力は十分ですが、局の看板となるような大型番組の“顔”となると、まだまだ格不足といったところ。そうなると、もうどう考えてもダウンタウンさんしかいないわけです。
“ダウンタウンの一強”。それが今のバラエティ界のリアルな実態で、松本さんは“65歳で引退する”とたびたび言っていますが、テレビ界がそれを許してくれないのではないでしょうか」(前同)
来年還暦を迎えるダウンタウンの2人だが、その天下はまだまだ続きそうだ。
『ダウンタウンvsZ世代 ヤバイ昭和あり?なし?』
日本テレビ系で8月13日19時~22時54分に放送済み
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/downtownvsz/