■上白石萌歌・歌子、仮病で前田公輝・智を「公開処刑」へ

 8月15日放送の第89話では、暢子と和彦の披露宴が東京で開かれようとしていた。余興として歌子は唄三線を披露する予定だったのだが、三線教室の指導を直前まで受けたい、という理由から披露宴当日に沖縄から東京へ飛行機で移動することに。

 前田演じる智は歌子を空港まで車で送るために迎えに行くが、歌子が熱を出して倒れているところを発見。そのまま、披露宴会場の前まで歌子に付き添うことに。智は、暢子に約15年片思いしたのちにプロポーズするも無惨にフられて失恋しており、披露宴に出るつもりはなかったのだが、片岡鶴太郎(67)演じる沖縄県人会会長・平良三郎に「観念しろ」と言われて、無理やり会場内に連れていかれる。

 気がつくと平然としている歌子に智が「歌子、熱は? いつの間に治ったわけ?」と尋ねると、歌子は「今日は熱は出てないさぁ」とあっけらかんと返答。その後、智は披露宴で暢子と和彦夫妻への祝福のスピーチをやらされるという、本人にとっては実に辛い展開となった。

 視聴者からは、仮病で智を披露宴に連れてきた歌子について「もう智公開処刑はやめてあげてくれ」「仮病使ってまで無理矢理披露宴に強制召喚させたあたりで歌子の株は大暴落しとるんよ」「歌子…好きだったよ。でもあの仮病で智をだまし討ちした件で台無しだよ。あれさえなければなぁ…」「いつ歌子の好感度あがったの? 唯一まともかと思いきや智へのだまし討ちの仮病。見たくないわけさぁ。みたいのは愛ちゃんの方」と猛批判されていた。

 8月25日放送の第99話では、智の計らいで、歌子が居酒屋で民謡を披露することになるのだが、歌子は緊張してうまく歌えない。三線の演奏もおぼつかず、歌声は小さく、居酒屋の客から「聞こえない」などとヤジを飛ばされ、歌子はその場から逃げ出してしまう。

 その後、歌子は智から受け取っていたギャラを店主に返そうとするが、「うちはこの人からタダでもいいから歌わせてほしいって頼まれて」と言われ、智が店主に頼み込んで舞台を用意し、身銭を切って歌子にギャラを前払いしていたことを悟る。

 その後、帰宅した歌子は「なんで騙したの!? うちに同情したから?」と智に詰め寄る。口論ののち智が「嘘ついて店に引っ張り出したのは悪かった。だけど、俺は本気で歌子を応援したい。その気持ちは嘘じゃない」と答える場面が描かれた。

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