■“ジャニーズ枠”が「増える」と言われる背景

 2020年にスタートした『ライブ・エール』の第1回には関ジャニが、第2回にはV6とキスマイなど、ジャニーズの人気グループが出演したものの、今年の第3回にはジャニーズグループが1組も出演しなかった。

「今年の『ライブ・エール』にジャニーズ勢の出演がなかったのは、いまNHKがプッシュしているJO1が出たからだと言われています。NHKはJO1を強く推していますからね。ジャニーズサイドとしては、男性アイドルグループとして“被り”が生じるJO1と自社グループの共演はさせられない、という方針だったと見られています。

 ただ、“共演NG”の基準は『紅白』という大舞台ではまた違ってくるでしょう。NHK内部には『ライブ・エール』と『紅白』は、そこまで直結しないという見方もありますからね。というよりも、今年は“ジャニーズ枠”が昨年の5枠から1枠増えて、6枠になるとも言われているんです」(音楽プロ関係者)

 一部では「NHKはジャニーズと距離を取ろうとしている」ともささやかれていた。そんな中、ジャニーズ枠が6枠に増える“根拠”とはいったい――。

■KAT-TUNに代わってなにわ男子!?

 前出の音楽プロ関係者が続ける。

「昨年から引き続き、関ジャニ、キンプリ、Snow Man、SixTONESの4組は出場することになりそうです。

 下からの突き上げにもあい、勢いが鈍化している関ジャニは今年は厳しいのでは、という見方もありますが、横山裕さん(41)が今年下期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』にメインキャストとして出演しますからね。朝ドラに彼が出ているのに関ジャニの『紅白』の出場はない、というのは考えにくいですからね。大活躍中のキンプリ、Snow Man、SixTONESの出場はもう間違いないでしょう」

 2021年、悲願の初出場を果たしたKAT-TUNだが、今年の出場は難しそうだという。

「昨年はデビュー15周年でしたからね。また、メンバーの亀梨和也さん(36)は藤島ジュリー景子社長に特に可愛がられてもいることもあり、周年ということで出場が決まったんでしょう。そういった理由から、2年連続でKAT-TUNが出場するということはなさそうです。代わって、今年はなにわ男子が初出場すると言われています」(前同)

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