■菅田将暉や大泉洋以上に市原を気に入っている?

 実際に9月11日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)では、前半の重要人物である源義経を演じた菅田将暉(29)が出演。「三谷さんからの指示はなかったです。脚本以外に」としただけでなく、

「決まってからお会いしたこともなくて。お話もしてないので、演じてるときも、どう思ってるか分かってない」

 と驚きの告白をしていた。

 また、同番組にVTR出演した三谷は菅田の演技を絶賛した一方で13年の映画『清須会議』での豊臣秀吉、16年のNHK大河ドラマ『真田丸』での真田信之といった三谷作品のメインどころを張る常連俳優で、『鎌倉殿』でも前半のキーマン源頼朝を演じた大泉洋(49)について「(菅田の演技は最高でしたが)むしろ大泉ですよ問題は。なぜ僕の気持ちを分かってくれなかったのか……」と突然不満を吐露し、「それは別の時にお話しします」と意味深に語っていたのも記憶に新しい。

「21年3月に。市原さんはアガサ・クリスティーの名作『死との約束』の三谷バージョン(フジテレビ系)で事件の重要人物を演じましていますが、三谷さんは市原さんを気に入ったのかもしれませんね。

 史実によれば、八田知家は文献が非常に少なく謎の多い人物で、没年も確定していませんが1218年に亡くなったというのが有力です。1205年に畠山重忠(中川大志)が死亡した『畠山重忠の乱』が9月18日放送回が描かれるほか、人気キャラの和田義盛(横田栄司)は、1213年に死亡しますが、その後まで八田は生きのこるわけです。どんな最期を遂げるのかは、三谷さんのアイデア次第ですね」(前同)

 市原演じる八田。分厚い胸板を長く見せ続けてほしいものだー-。

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/

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