キンプリ・永瀬廉『新・信長公記』本多忠勝・阿部亮平の“のぶかつ”BL展開がようやく成就！ 家康・小澤征悦の覚醒でいよいよ最終決戦へ

■信長・永瀬廉が家康の心を解き放つ

　家康は、自分がクローンであることに誇りを持っていたように見えていた。しかし、誰かが用意した道を歩かされているだけかもしれないと思い始めてからは、別人のようになってしまった。

　自信がみなぎっていた表情には力がなくなり、覇気もない。喧嘩を仕掛けられてもされるがままに負けてしまうし、囚われたのに抗おうともしない。みやびが隣で「人は変われる」と粘り強く言葉をかけるのだが、家康には聞こえていないようだった。

　それはまるで自分の体に巻き付けられた鎖のようで、心が固く閉ざされてしまっているように見えた。しかし、信長の想いが伝わり、自ら鎖を破壊して立ち上がった家康からは力強さがみるみると湧き上がってきたのがすごさであり、恐さだ。

　明治時代以前の歴史を知るものがいない世の中で、戦国時代を戦い抜いた血の重みが１５歳の家康を押しつぶそうとしていたのを、完全に取り払ったのだ。信長は、家康が本当の意味で目を覚ますことを期待していたし、銀杏高校の危機を救い勝利を収めることは『和の心』に通じると見越していたのだ。敵であり、味方にもなった、信長と家康。最終決戦が見ものである。（文・青石　爽）

■完全に永瀬廉の虜

　美しすぎる信長と、無骨ながらピュアな本多はナイスカップル！

※画像は『新・信長公記』公式ツイッターアカウント「@shincho_drama」より

■読売テレビ『新・信長公記』公式サイト

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