日本の年末の風物詩となりながら、2020年末を最後に放送されていない『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の『絶対に笑ってはいけないシリーズ』。9月18日放送の『ガキ使』では、それに代わる新たな企画が生まれるかも、と視聴者に思わせる出来事があった。
「この日の『ガキ使』ではダウンタウン40周年&松本人志生誕59年を記念し、ダウンタウン愛をテーマにしたネタを披露するという賞レース『D-1グランプリ』を開催。
『ガキ使』は23時25分スタートの番組ですが、MCとして25年ぶりに今田耕司さん(56)を『ガキ使』に招いたうえで、ゴールデン特番以上に豪華な芸人が集結しました」(専門誌記者=以下同)
出場者として発表されたのは、以下の11組。
《ZAZY、ランジャタイ、マヂカルラブリー、どぶろっく、錦鯉、とろサーモン、ナイツ、ハリウッドザコシショウ&くっきー!、ココリコ&陣内智則、FUJIWARA、月亭方正&たむらけんじ》
「今回は2021年M−1王者の錦鯉、FUJIWARA、2019年のキングオブコント王者のどぶろっくの3組のネタが披露されました。残る芸人も今後3週ほどに分けてオンエアされると思いますが、18日放送回では、とりわけどぶろっくの歌ネタが、スタジオでもSNSでも、大いに注目を集めましたね」
どぶろっくは「願い2人に届け」と題して「テレビの中のあななたちに、気付けばいつも、笑顔させられた」「命懸けでふざけるあなたたちに、大丈夫だと背中押された」と、しっとりとした雰囲気で感謝を捧げる歌を披露。そのまっすぐなメッセージに、スタジオやダウンタウンの2人の目もうるみかけた。
しかし、そこはどぶろっく。「一つだけ聞いて欲しい、俺たちの願い」とサビに突入すると「ダウンタウンの○○○が見てみたい~!」と絶叫。その後も「大きくても小さくてもかまわない」と例によってド直球の下ネタソングへと転調し、ダウンタウンとスタジオの爆笑をさらい、SNSでも《どぶろっく優勝待ったなし》《やっぱりかwww》《いい曲かと思ったらやっぱそうなるんかいw》と大盛り上がりで、ツイッターのトレンドにも入ることに。