■香川照之の土下座はない?

 一方、長屋龍河(早乙女太一/31)は、刑務所で知り合ったヤクザの木野の事務所を訪ねる。その後、新に何者かから葵を拉致した画像が送られてきて、「誰にも言わず1人で来い」とメッセージが。新と龍二が指定の建物に行くと、龍河と木野が待っていた。そこで新は、龍二をかばって木野の銃弾を受けてしまい……という展開。

 視聴者はツイッター上で、「本家のパクセロイは、感情を表情にも出さないイメージだったけど、新は表情豊か。それが涼真くんが作り上げた新なんだよね。とっても魅力的」「葵の表情、目や顔の動かし方が最高だった。平手友梨奈さん、どれだけ表現力が深いの?」などと、竹内と平手への演技に称賛の声が相次いだ。

 最終回も竹内らの熱演に期待が高まるが、それ以上に注目されているのが、「長屋ホールディングス」会長・長屋茂を演じる香川照之(56)。それは香川が人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で演じた、大和田常務の土下座のイメージが強いからだ。

 オリジナルの『梨泰院クラス』では、ラストでセロイ(パク・ソジュン)に土下座させた、デヒ(ユ・ジェミョン)が最終的に土下座する。そのため『六本木クラス』のキャストが発表されたときから、香川の土下座が注目されてきたのだが、それがなくなる可能性もあるのだ。

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