黒島結菜(25)がヒロインを演じる連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)も、いよいよ9月30日に最終回を迎える。視聴者からさまざまなツッコミが入れられてきた同作品だが、そもそも、その最たる原因はなんだったのだろうか?
原因を解き明かす象徴的なシーンがあったのが、9月28日放送の第123話だ。やんばるで始める食堂の準備に追われる暢子(黒島結菜)は、看板メニューとして、独特な風味を持つカラキ(オキナワニッケイ)を練り込んだ麺を使った沖縄そばを作り、その試食会を開いた。そのカラキの香りをかいだ和彦(宮沢氷魚/28)は、「なんともいえない香り。クセになるかも」とふわっとした感想を述べる。
カラキの沖縄そばは試食会を経て正式メニューに決まり、さっそく地元の製麺業者と力を合わせ製品として開発。しかし開店の前日に、製麺機が故障してしまい、カラキ麺が作れないというピンチに。みんなは力を合わせて自家製のカラキ麺を作ることになり……という展開だった。
終始、暢子主導で物事が決められ、まわりの人間が巻き込まれる形で暢子を手伝い支える、という『ちむどんどん』で見慣れた景色。しかし、今回はそんなシーンでの和彦に、ツイッターで視聴者からツッコミが入っていた。