■夏ドラマワースト1位は……

 ドラマに対しては「テッパチという自衛隊ドラマ見たけど、ここ数年見たドラマ史上一番つまらなかった。リアリティー感ないし、テンポやノリよくわからんし…」「自衛隊全面協力って言うからにはリアルな自衛隊ドラマが見れると期待していたんだけど、終始ゆるゆるの学生ノリ満載って感じで冷めちゃったなあ」といった意見も上がっていた。

「“リアリティがなさすぎる”ということですよね。結果、『テッパチ!』のコア視聴率はまったく振るいませんでした。しかし、その『テッパチ!』よりも最終回の数字が悪いドラマがあったんです。

 それが『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)と『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)で、ともにコア視聴率は1.7%。夏ドラマの最終回ワーストという不名誉な作品になってしまいました」(前出の制作会社関係者)

■「何も得るものがないドラマだった」

 橋本愛(26)が主演を務めた『家庭教師のトラコ』は、脚本家の遊川和彦氏(66)が手掛けたオリジナルストーリーで、伝説の家庭教師・トラコが問題を抱えた3つの“家庭を教師する”個別指導式ヒューマン物語。トラコこと根津寅子が、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子どもを救っていく様が描かれた。

 初回と第2話はそれぞれ世帯視聴率7.5%と7.0%だったものの、以降は5~6%を推移。9月21日の最終回の世帯視聴率は4.7%と右肩下がりで終わってしまった。

 視聴者からは「家庭教師のトラコ最終回みてるけど、ほんとにつまらない 何も得るものがないドラマだった」「家庭教師のトラコはまったく刺さらん。つまらないなぁと思いながら見続けてるけど、もうやめようかな。。」といったコメントが寄せられた。

「遊川氏は『家庭教師のミタ』や『過保護のカホコ』(ともに日本テレビ系)などのドラマをヒットさせてきた大物脚本家ですが、『家庭教師のトラコ』のストーリーやキャラクターが『家政婦のミタ』や『過保護のカホコ』と被るところがあり、“既視感”を抱いてしまった視聴者も少なくなかったようです」(前同)

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