■主演の吉沢亮は「野球と言えばイチロー、ドラマと言えば月9」と意気込むが……

「主人公は地元北海道で“実家から通える病院であれば何科でも良い”という理由で小児科医になった志子田武四郎(しこた・たけしろう)。演じるのは、21年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主人公の渋沢栄一を演じたのも記憶に新しい吉沢亮さん(28)です。月9初出演にして初主演、かつドクター役も初挑戦です。 

 北海道は広大すぎるゆえに大規模なPICUの運営は極めて困難ですが、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、1秒でも早く患者を救えるため医療用ジェット機の運用を実現すべく先輩医師たちと奔走するといいます。

 思えば、吉沢さんの知名度が大幅アップしたことで有名な19年のNHK連続テレビ小説なつぞら』も北海道なので、縁がありますね」(テレビ誌編集者)

 吉沢は《個人的に子供の頃から、“野球と言えばイチロー”、“ドラマと言えば月9”ってくらいお馴染(なじ)み感があるものだと勝手に思ってました》と意気込みをコメントしている。

 その他のキャストについては、武四郎に大きな影響を与えることになる準主役級キャラで“日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア・植野元(うえの・はじめ)”を北海道出身の安田顕(48)が演じるほか、植野に誘われてPICUに配属された心に傷を負っている綿貫りさを木村文乃(34)、武四郎の母“南”に大竹しのぶ(65)、北海道にPICUを設立すべく尽力する北海道知事の鮫島立希(さめじま・たつき)を菊地凛子(41)が演じるなど、ビッグネームがそろっている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6