■工藤静香の出演で「新しい地図」出場の可能性が完全消滅

 しかし、「工藤静香が出演する」ということになると、同時に元SMAPの稲垣吾郎(48)、草なぎ剛(48)、香取慎吾(45)ら新しい地図の紅白出場が絶望的になることを意味するという。

「SMAPの解散騒動の経緯のなかで、“5人全員でジャニーズを辞めて独立するはずが、工藤に説得されて木村だけ土壇場で思いとどまる形になった”という報道もありましたからね。

 独立、解散騒動直前、SMAP内部は4対1の構図になっていて、孤立していた木村は、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での収録現場でも、中居からトークを遮られるなどいじめとも取れそうな酷い扱いを受けていたと報じられていて、妻の工藤サイドにしてみれば、中居含む4人には許せないという感情があるでしょうね。夫を最後まで裏切り者のような扱いにされたわけで、仇敵も同然。

 だから、工藤と『新しい地図』共演は絶対にありえないでしょう。『新しい地図』はNHKとかなり深い関係性を築いているだけに、紅白出場を期待するファンは多いんですが、もう1つ別な理由でも実情は厳しいんですよね……」(夕刊紙デスク)

 21年のNHK大河ドラマ青天を衝け』で草なぎが準主役の徳川慶喜を好演したり、香取が歌手として『SONGS』など多数の歌番組にソロで出演。さらに3人全員が活躍する、『SMAP×SMAP』を彷彿とさせるコント要素もある『ワルイコあつまれ』も今年4月からレギュラー放送化されたり、NHKと『新しい地図』は濃い関係性を築いているように見えるが、紅白については別だという。

「大きいのは、ジャニーズ事務所と蜜月関係にあるNHKの理事X氏の存在です。23年放送の大河ドラマ『どうする家康』は松本潤(39)主演ですが、これもX氏が調整を図って取りまとめ、制作を実現させたといいます。

 昨年の紅白の“ジャニーズ枠”はSixTONESKAT-TUNKing&PrinceSnow Man関ジャニ∞の5組でしたが、今年はさらに増えるという話もあるほどです。そんな状況ですから、『新しい地図』がいくらNHKと関係が良くなっても『紅白』だけはありえないともっぱらですよ」(前同)

 20年末の『第53回 年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系)では、香取が「マツケンさんのおかげで大晦日に歌番組で歌を歌うことに! テレビ出てます!」と大喜びした年末だったが、今年は果たしてどうなるのか――?

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