■ぶっちぎりでコア視聴率1位を独走し続けている『イッテQ』

 たとえば10月2日放送回は『イッテQ』が12.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)なのに対して『ポツンと一軒家』が15.5%、『鎌倉殿』が11.7%を記録。9月25日に至っては、『ポツンと一軒家』が14.9%、『鎌倉殿』が12.6%なのに対して『イッテQ』が1ケタの9.6%を記録。

 厳しい状況に追い込まれているように見える『イッテQ』だが、実態は全く違っているという。

「近年、テレビ各局は商品購買意欲の高い視聴者層とされる“13~49歳の男女に的を絞った『コア視聴率』”を重視しています。むしろ、コア視聴率しか見ていないと言っても過言ではない。そして、コア視聴率を見ると『イッテQ』はもの凄く、ずっと1位をキープしています。

 しかも、9月4日放送回では9.8%という驚異的な数字をたたき出し、9月1週放送の全局の全番組ぶっちぎりの1位となった。2位の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)が7.3%だったことからも、『イッテQ』の圧倒的な強さが分かります」(制作会社関係者)

 直近の10月2日放送回を「コア視聴率」で見ると、『ポツンと一軒家』が2.4%、『鎌倉殿』が2.7%なのに対して、『イッテQ』が8.7%を記録。この独走ぶりは、誰の目にも明らかだ。

 そんな『イッテQ』の中でも特に「視聴率が取れる」と言われているのが、9月4日放送回で主役だったデヴィ夫人(82)、10月2日放送回で果敢な洞窟ロケに挑んだイモトアヤコ(36)、そして10月9日放送回を控えている出川だという。

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