■玉川氏が降板するかは「五分五分」

 10月5日配信の『FRIDAYデジタル』では、玉川氏の番組降板は既定路線だとし、早ければ12月いっぱい。遅くとも2023年3月いっぱいで交代する可能性があると報じている。

 さらに翌6日の『東スポWeb』では、10月19日の“復帰の日”に玉川氏が自身の“進退”に言及するのではないかとしている。

 テレ朝関係者が話す。

「玉川氏が『モーニングショー』に継続出演するか降板するかは、本当に“五分五分”だといいますね。19日に本人が“降板します”と言う可能性もあるし、説明、謝罪だけし変わらず出続けることも考えられる。

 番組では強気なコメントを連発し、“舌禍事件”を起こしまくりの玉川氏ですが、実は世間の目をけっこう気にするタイプなんです。ネットニュースを読んで自分がどう見られているか。視聴者からどういったリアクションがあるかを相当気にする人。今も、血眼になって自身に関するネットニュースを読んでいるのではないでしょうか。つまり、今回の“電通発言”は、さすがに玉川氏にとってもかなり“やってしまった……”ということのようです」

 篠塚社長も「番組及び会社の信用を傷つけ損害を与えた」と厳しい口調で話していた。

「それでも降板しない可能性が50%あるというのは、やっぱり玉川氏は番組にとって必要な存在で“キラーコンテンツ”だからですよね」(前同)

■「この番組は玉川さんあっての報道番組」の声も

 玉川氏の“反権力的”と言ってもいいほどの過激なコメント、庶民目線のコメントは特にシニア層の支持を得ている。

 それを証明するように、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率では『スッキリ』(日本テレビ系)、『ラヴィット!』(TBS系)、『めざまし8』(フジテレビ系)に後塵を拝しており、同時間帯最下位の『モーニングショー』だが、世帯視聴率は8~9%と、長年にわたってトップを走り続けている。

 SNSには「玉川さんが出ないのならもう見る意味が無い、羽鳥君、あなたで持っている番組では無いよ」「玉川さんの批判が大半だが この番組は玉川さんあっての報道番組だと思いますが?」「玉川さんにはきっちり禊を済ませてもらい、増々キレのいいコメントに期待しましょう」と、玉川氏の“再登板”に期待を寄せる声も少なくない。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5