■玉川氏の暴走に羽鳥慎一もお手上げ……

 これまでたびたび“舌禍事件”を起こしてきた玉川氏だが、今回は番組MCの羽鳥も「なぜ今回このような発言になったのかの説明をあらためてするべき」と厳しくコメントしている。

「羽鳥さんも、最近の玉川氏の暴走には手を焼いていて“お手上げ状態”だったようです。当然、羽鳥さんも『モーニングショー』に玉川氏は必要な存在だとは思っている。それでも今回は厳しく言う必要があったということではないでしょうか。

 今回の一件がなければ、玉川氏は渡辺宜嗣アナウンサー(67)のように定年退職後も『モーニングショー』に出続けることが既定路線だとも言われていました」(前出のテレ朝関係者)

■定年退職後は「テレ朝専属コメンテーター」が既定路線だった?

『スーパーJチャンネル』や『スーパーモーニング』などの番組でMCを務めてきた渡辺アナは2015年の定年退職後も嘱託契約で、テレビ朝日の専属キャスターとして『朝まで生テレビ!』(すべてテレビ朝日系)などに出演している。

「玉川氏も来年には還暦ですからね。『モーニングショー』の“キラーコンテンツ”なわけですから、定年後もテレビ朝日の専属コメンテーターとして番組に出続けていたはずです。ただ、現状を考えるとそれも難しくなってきました。

 玉川氏自身が進退を判断するのか、もしくは篠塚社長、さらには“テレ朝のドン”とも言われる早河洋会長(78)の一存というところになってくるのではないでしょうか。テレ朝にとって大口取引先である電通の名前まで出して批判を展開したわけですからね。今頃、玉川氏は“どうしよう……”と頭を抱えているかもしれませんよね」(前同)

 19日に復帰する玉川氏。説明責任を果たすとともに、自身の進退にも言及するのだろうか――。

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