■宮沢氷魚「断捨離」の言葉から見えてくる思い

 舞台あいさつで「大きな選択や決断をしたことがあるか?」の問いに対して、宮沢はこう語った。

「先月、朝ドラ(ちむどんどん)の撮影が終わりまして、1年間撮っていたんですけど、それを機に1年間、使っていないものを全部捨てようと思って断捨離をしました」

「今、家にほとんど何もなくて、冷蔵庫の中身も全部捨てて、今は調味料とビール2本しか入ってないんですよ(笑)。気持ち的に1回全部手放したいってなって、洋服とか1年間使っていなかったものを処分したり友達にあげたりしました」

 このコメントに対して、SNSには《脚本のおかげで『クズ彦』『カス彦』まで言われる有様で、まぁ気持ちは分かる》《思い切った発言をしましたよね〜精一杯のあの脚本へのイヤミに聞こえて…》《あれは過去と決別したくなるだろうねw》と、『ちむどんどん』を連想する多数の声が寄せられている。

「『ちむどんどん』について、前田晃伸NHK会長は10月6日に行なった定例会見で“最後はどうなるのか心配していたが(比嘉家が)ハッピーになって良かった。沖縄のきれいな光景も映っていて良かった。(次番組の)『舞いあがれ!』はまったく違う物語。期待しています”とコメントしていました。

 しかし、この“まったく違う物語“期待しています”の一言に、『ちむどんどん』みたいにはなりませんよ、という思いが見え隠れしているという指摘もありましたからね……。

 ヒロインを務め、台本通りの役柄とはいえ放送中に連日猛バッシングを浴び、激ヤセ指摘もあった黒島さんも大きなダメージを受けていたのは間違いないでしょう。彼女も早く『ちむどんどん』を忘れたいのかもしれませんね。黒島さん演じる暢子の姉役だった川口春奈さん(27)は、早くも“次”に進んでいますからね」(前出の女性誌編集者)

 川口は『ちむどんどん』終了後の10月6日にスタートした主演ドラマ『silent』(フジテレビ系)が、難聴の青年との切ないラブロマンスとして早くも今クールの話題作として人気を博しており、完全に『ちむどんどん』のイメージを塗りつぶすことに成功している。

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