■中森明菜の紅白出場の壁になる「前事務所との確執」

 中森は2017年末のディナーショーを最後に活動休止し、公の場に姿を見せることもなかったが、今年8月30日に突如ツイッターアカウントを開設し、新個人事務所『HZ VILLAGE』の設立も発表。

 それだけに『紅白』の活動に期待したいのだが、10月11日の『サンケイスポーツ』の取材に所属事務所『HZ VILLAGE』はこうコメントしている。

《本人の体調回復を最優先とさせていただいております。そのため、楽曲制作やメディア出演の予定は今のところございません。楽曲制作やメディア出演に関するオファーに関して、HZ VILLAGEに所属してからはお受けしたことはございません》

 また、10月4日発売の『女性自身』(光文社)によると、中森は、前事務所の代表でマネジャーかつ、中森と恋人関係にあったA氏サイドと揉めており、「A氏が権利関係の引き継ぎに応じてくれない」「ファンクラブの運営権の譲渡に応じていない」と報じている。

「記事では同時に、こうしたトラブルをNHKは極端に嫌うし、実際に大物アーティストも出演NGにしたことがある、とも報じていましたね。

 そしてやはり、さまざまな報道、情報を聞くかぎり、中森さんの体調面が紅白出演に耐えられる状態ではなさそうですよね。冷静に見れば、中森さんの出場は絶望的に見えます。不安な司会陣、コンセプトのブレ、目玉となる出演者が極めて厳しそうなこと……それらを考えると、今年もかなり厳しい紅白歌合戦になりそうです。

 そして、今年も低い視聴率、万が一、平均で30%を切るようなことがあれば、“歌合戦”というスタイルを全面的に変えるなど、“紅白の解体”が行なわれるともっぱらですね……」(前出のワイドショー関係者)

「大晦日といえば紅白歌合戦」というのは、もう過去の話かもしれない……。

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