10月9日、第73回『NHK紅白歌合戦』(以下『紅白』)の司会を橋本環奈(24)、大泉洋(49)、NHKの桑子真帆アナウンサー(34)が務めることが発表された。また、嵐の櫻井翔(40)は新設されたポジションの"スペシャルナビゲーター”として出演することになった。
櫻井が就任した”スペシャルナビゲーター”については、どのような役割なのか不透明な点が多く、ファンからは「何度考えてもスペシャルナビゲーターってなんだろう? ってなってる」「スペシャルナビゲーターって何すか? 第二の司会者みたいなもん? 司会者を軌道修正したりヘルプしたりする立場? それは総合司会か」といった疑問の声が上がっている。
そこで、芸能評論家の三杉武氏に、櫻井の起用に秘められたNHKの“狙い”を聞いた。
「2021年度の『紅白』はコロナ禍で在宅率が高まる中、最大のライバル番組だった『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)の放送がないという、高視聴率が期待できる状況でした。
それにもかかわらず、歴代最低の平均世帯視聴率という結果が出てしまったので、今年の櫻井さんと橋本さんの起用には、"今年は是が非でも視聴率を獲得したい"というNHKの思惑がハッキリ出ていると思います」(三杉武氏=以下同)