■勢いを失ったＮｉｚｉＵも厳しい？
平田氏は、椎名の『紅白』出場が厳しい理由について続ける。
「ＮＨＫは騒動の渦中にある出演者を避ける傾向があります。今までは、ＮＨＫサイドが椎名さんにお願いして出場してもらっていたのではないか、と思われますが、事の次第では、椎名さんをバッサリ切ることも起こりえるでしょうね。
椎名さん自身はこだわりが強い方でしょうし、自分が悪いと思わないことであれば謝らないと考えられます。そういった芯が強いところがアーティストとしてのカリスマ性にもつながっているんでしょうが、今回の騒動の行く末次第では出演できるかどうかはわかりません」（平田昇二氏＝以下同）
１０月１８日、椎名のアルバムの発売元のユニバーサルミュージックは、ホームページ上で謝罪し、さらに、グッズのデザインを変更し、ＣＤの発売を延期する、と発表した。
椎名に続いて出場が危ぶまれるのは、２０２０年、２０２１年と２年連続で『紅白』出場を果たしたアイドルグループのＮｉｚｉＵだという。
「ＮｉｚｉＵは、デビュー当初の勢いや話題性がなく、今年の『紅白』出場の当落線上にいると考えられますね。
強いてプラス要素を挙げるなら、『紅白』に多くのアーティストを送り込んできたソニーミュージック、ＪＹＰエンターテインメントの合同オーディションから生まれたグループだという点でしょうか。とはいえ勢いはなさそうで、今年の出場は厳しいかもしれません」
