町田啓太主演『テッパチ!』出演、“ウルトラマン主演俳優”南翔太が語る「僕が映画会社社長になったワケ」と「座長・町田さんが愛される理由」【直撃インタビュー】の画像
南翔太   ※提供写真

 今夏放送され、女性を中心にドラマファンをキュンキュンさせた連続ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)。その日暮らしの生活を送っていた、町田啓太(32)演じる国生宙(こくしょう ひろし)が、陸上自衛隊の訓練生である自衛官候補生となり、過酷な訓練を通して仲間と出会い友情を育んでいくことで、人と人のつながりの重要さを体感していく、というストーリーだった。

 町田のほかにも自衛隊候補生には、佐野勇斗(24)、佐藤寛太(26)、時任勇気(31)、一ノ瀬颯(25)、藤岡真威人(18)ら多数のイケメン俳優が出演。教育隊の中隊長役には北村一輝(53)、防衛大学校卒のエリートの女性指導官役は白石麻衣(30)が演じていた。

 そんななか、北村らとともに町田たち自衛官候補生を教育する教官役を演じていたのが南翔太(40)だ。南と言えば、2007年12月から放送された円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の主演・レイ役を務めていた。

 そんな彼は今、「俳優」と「社長」の二足の草鞋を履いている。彼が社長を務めているのは、映画制作会社「Shibuya Cinema Tokyo」。10月22日からは、東京・池袋の「イケブクロ エンタメ横丁」ほかで同社製作の映画『劇場版「TOKYO yancha BOYS」episode1 departure』(監督・脚本/秋山純)が上映される。

 なぜ南は、俳優業を続けながら映画制作会社の社長になったのか――。製作作品の上映直前の今、現在の想いを語ってもらった。

「映画制作会社をつくった一番の理由は、コロナ禍になったことです。2020年になってコロナが蔓延してきて、2月、3月になって僕含めて、俳優仲間の仕事が本当にすべてなくなったんです。その時もその先も……。

 でも、気落ちしているだけの暇な時間はない。それで俳優仲間たちと“映像の仕事がないなら自分たちで作ろう!”となって、会社を設立したんです。それが2020年6月のことです。その2か月後の8月には、もう映画を撮っていましたね。

 今回上映できることになった映画『劇場版「TOKYO yancha BOYS」episode1 departure』も制作を始めてまたすぐにコロナが酷くなってしまいまして……」(南翔太、以下同)

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