■俳優として必要なことは『ウルトラギャラクシー』から学んだ

南翔太 ※提供画像

『劇場版「TOKYO yancha BOYS」episode1 departure』のストーリーは、

《若くして全国ロードショー映画の主役に抜擢されたショータ(南)。スターへの道は約束されている筈だった……あの事件が起こるまでは。それから12年、30代を半ばにしたショータは再び夢を追いかける。「運命なんてただの言葉の遊びじゃないか」俳優バンド「東京やんちゃボーイズ」のリアルを描いた青春ムービー》

 というもの。同作には、南と仕事で共演、彼からの映画出演オファーを快諾してくれたというベテラン俳優・デビット伊東(56)、そして小西博之(63)が出演している。

「デビットさんとは舞台で、そして小西さんとは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』で共演させていただいたんです。『大怪獣バトル』には5年間も出演させていただきましたが、またそこで一緒に仕事をさせていただいた小西さんと共演できるなんて、すごく嬉しかったですね。『大怪獣バトル』には俳優として、本当に1~10まで教えてもらいました」

 まだ25歳のとき、大抜擢された『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の初主演。

「初めて主演することのプレッシャー、周囲の俳優、スタッフさんへの気配り、自分が責任を持ってやるということ、そうした俳優としての必要なことを『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の5年間を経て、学ぶことができました。

 今回の映画製作にもつながる、“ピンチをチャンスに変えること”“最後まであきらめないこと”、そうすれば“夢は叶う”ということ、それらは『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の主人公として子どもたちに話してきたことですが、同時に自分にも言い聞かせてきたことですね」

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に主演し、以降5年間もの間、同シリーズに出演をしてきた南。そんな彼にも今回、連続ドラマ『テッパチ!』で主演を務めた町田は、とても頼もしく見えたという。

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