岸田首相は助けてくれない!!経済ジャーナリスト・荻原博子が指南する「1ドル150円」「米以外すべて値上げ」時代の「サバイバル生活防衛術」!【必読の買い物&節約法】の画像
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 10月20日、東京外国為替市場では、一時32年ぶりに1ドル=150円台まで値下がり。ついに大台超えの歴史的な円安が続いているが、10月18日には「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」が、5月に続いて、原材料高騰を理由に今年2度目の値上げを発表していた。11月19日から実施される予定で、看板商品の餃子の値段は西日本では264円から275円、東日本では286円から297円に値上げされるという。

 円安や原材料高騰で「値上げ」が続けば、家計が圧迫されることは必至。年末に向けて何かと物入りになっていく時期だが、この値上げラッシュをどう乗り切るのか――。テレビ番組でも大人気の経済ジャーナリストの荻原博子氏に、庶民の「サバイバル術」を聞いた。

「この値上げの波は一朝一夕で収まるようなものではないですね。特にこれからの時期ですと、クリスマスケーキは使っているものが小麦、乳製品、イチゴと、値上げされていくであろう材料で作られているので値上げされる可能性が高い。

 まだ夏が明けて秋になったばかりですが、お正月のおせちは”早割”で今のうちに頼んでしまったほうがよさそうですね。値段が上がる可能性もありますし、そもそも物品不足のあおりをうけていい品が手に入らなくなりそうです」(荻原氏=以下同)

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