■北川悦吏子氏とキムタクのゴールデンコンビ

 いまや日本を代表する大人気脚本家となった北川悦吏子氏だが、まだ若手だった時代に木村とコンビを組んだ1993年の連続ドラマ『あすなろ白書』、1996年の『ロングバケーション』(いずれもフジテレビ系)、2000年の『ビューティフルライフ』(TBS系)など、両者がタッグを組んだ作品は爆発的な人気を誇った。目黒と生方氏が置かれた状況は、当時の木村と北川氏とシンクロしていると言えそうだ。さらに霜田氏は、木村と目黒について、「目線」と「ルックス」が共通していると話す。

「2人は共に目線で演技できるタイプなので、非常に映像向きで、テレビドラマ映えする演技だと思います。

 さらに、『ロングバケーション』で木村さんが演じた瀬名秀俊は最終回で“ルックスがお見事”と言われるセリフがあるんですが、“ルックスがお見事”と言われてハマるジャニーズは、意外と少ないんですよね。目黒さんも木村さん同様、ルックスが褒められて、それでも説得力があるビジュアルの持ち主であるところもシンクロしています。

 そして、Snow ManとSMAPは、どちらもバラエティで活躍していますよね。二枚目がバラエティでどう振る舞うかは、常に難しい問題なんですが、木村さんは月9のすぐ後のバラエティ『SMAP×SMAP』でコントをやったりと、二枚目から“2.5”枚目になる活躍をしていた。目黒さんも木村さんと同じように、ドラマでは二枚目を演じながらバラエティでは変身して活躍する未来もあるでしょうね」

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