10月20日、川口春奈主演(27)、相手役をSnow Manの目黒蓮(25)が務める連続ドラマ『silent』(フジテレビ系)の第3話が放送された。主人公の青羽紬(川口)の恋人で、現在は聴覚を失っている青年・佐倉想の高校時代の親友だった戸川湊斗にフォーカスした回であり、湊斗を演じる鈴鹿央士(22)の演技に絶賛の声が相次いでいる。
(※本記事は以下『silent』第3話までに関するネタバレがあります。未見でこれからご覧になる予定のある方はご注意ください)
「前回のラストや第3話中盤までの描写はある種のミスリード。視聴者は“紬が手話を習ったり頻繁に会うようになって、湊斗が想に嫉妬している”という流れだと思っていました。
しかし、実のところ“嫉妬してることにしたかった”というのが正解だった。この非常に難しい演技を、鈴鹿さんは見せてくれたんです」(テレビ誌編集者)
第3話の冒頭は、湊斗(鈴鹿)のモノローグから始まる。
「あんま興味なかったけど、青羽(川口演じる青葉紬)が好きっていうから見た映画。“人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった”って何だそれって思ってたけど……そっかこれか。こういう感じか」
と、紬(川口)が想(目黒)に恋心を抱いた瞬間を回顧。さらに、親友の想と紬が恋人になったことに複雑な感情を抱き、最終的に(実は違うが)身勝手な理由で紬と破局したのを知ると、「ちょっとだけ……ほんのちょっとだけ、嬉しかった。そんな自分のことも、この時の想のことも許せなかった」と、自分の嫉妬心に嫌悪感を抱くさまを声だけで見事に演じ切った。