■黒島は『ちむどんどん』の悪評を払拭できず……
黒島演じる氷柱は、第１話で起業セミナー詐欺にあってしまった吉川辰樹（船越英一郎）の娘の、努力家で正義感が強い女子大学生。そのため詐欺師である黒崎を認めず、「犯罪にお父さんを巻き込まないで！「騙されたからって、こっちが騙し返していいわけないでしょ！ だったら何のために法律があるの!?」と食ってかかる人物として描写されている。
「この手のダークヒーロー作品によくいる“正論だけど悪い意味で理想主義者”のため、当然、仕方ない部分はありますが、視聴者には嫌われがちな役回りですよね。
しかも、黒島さんの場合は直前の『ちむどんどん』でも演じたキャラが視聴者から“無計画で身勝手すぎる”と批判されていて、連続で嫌われる役を演じることになってしまった。精神的にキツい部分もあるのか、『ちむどんどん』の時期から指摘されていた“激ヤセ”がさら加速した印象を受けます。頬がこけている、という指摘もありますね」（前出のテレビ誌編集者）
視聴者からは、
《黒島結菜ちゃん痩せたというよりやつれた？ほっぺたこけちゃってる気がする…》《んとに結菜ちゃん細くなったよなあ。。痩せた、と言うより、やつれた…？》《クロサギ見始めたけど黒島結菜痩せた？というか痩せた超えて痩けていて心配になるレベルなんだけど》
と、黒島を気遣う声が多くＳＮＳに寄せられている。
また、演技力については第１話時点では「イライラしながら怒鳴っている」という場面が多かったせいか、演技が全体的に一本調子になってしまった、という指摘の声もあり、『ちむどんどん』の悪評を引きずっているのがマイナスに作用してしまったようだ。
《黒島結菜って表情筋動かないの？演技下手でビビる》《あんま喋らなクールキャラなら良いんだろうね〜演技してる時とか目に光がないというか表情がぎこちない感じがあるから》《演技がオーバーなんだよなぁ……船越さんと相まってちょっとしたコントになるかと思ったわよ》
といった厳しい声も多く上がっていた。２００６年版で氷柱を演じていたのが、現在も絶大な支持を誇る堀北真希（３４）であることも、影響を与えているのだろう。
