三浦春馬
三浦春馬さん 撮影/日刊大衆編集部

 10月12日に放送がスタートした、水谷豊(70)主演の国民的ドラマ『相棒』シーズン21。初代相棒だった寺脇康文(60)演じる“亀山薫”が電撃復帰した新シリーズスタートの裏で、出演した女優にある騒動が巻き起こっているー。

 10月23日、イラン出身で、コメンテーターとしても活躍する女優のサヘル・ローズ(37)が、ある事件をきっかけに2年以上誹謗中傷に晒されている、とSNSで訴えたのだ。

「サヘルさんは、『相棒』の初回「ペルソナ・ノン・グラータ~殺人招待状」で、亀山薫の教え子で、南アジア・サルウィンを独立に導きながらも悲劇的な最期を迎えてしまう女性闘士、アイシャを演じていました。

 彼女は23日の夜、ツイッターで〈わたしごときが三浦春馬さんとツーショットとれるとおもいますか?本当にいい加減にしてください〉とツイートしたんです。

 この内容は、2020年7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)が、レギュラー出演していたNHKの紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』(※以下『せかほし』)についてのもの。

 ことの発端は、三浦さんが亡くなる2日前の2020年7月16日に、『せかほし』の収録が行われ、その回にサヘルさんがゲスト出演していたことでした。これが、三浦さんが生前最後に出演した番組になってしまったわけですが、この収録日に関して“実際は16日ではなく6月中に撮影されていたのではないか?”という疑いの声が上がったことが、今回の事件のきっかけになります」(芸能誌記者)

 いったい、なにが問題だったのか。

「三浦さんが最後に公の場に登場したのは、2020年7月8日に行われた映画『太陽の子』のインタビューでした。そのときの三浦さんはげっそりと痩せていた様子だったんですが、その数日後、7月16日の『せかほし』での収録では、三浦さんがふっくらしていたとして時系列が合わない、と主張する一部のファンが現われたんです。

 三浦さんが亡くなった前日の7月17日のスケジュールが確認できない、という話もあって、16日のNHKの収録というのが嘘なのでは……と推測するファンも出てきてしまったというんです」(前出の芸能誌記者)

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