■「ジェンダーレス男子」として大ブレイクしている板垣

 このシーンは公式TikTokでも「名シーン」として投稿されており、《伏線だったのかな…辛すぎる》《エピソード0見てからこのシーン見ると光の辛さも分かって更に苦しくなった》《誰かを思っての優しさがまた別の誰かを気づつけるってやつですね。。。》と大いに反響が寄せられている。

「板垣さんは幼少期からモデル活動をしたり、2016年には刑事ドラマ『相棒 season15』(テレビ朝日系)の第1話で重要人物の中学生時代の役で出演したりと、キャリアを重ねてきました。

 2018年放送の奥野壮さん(22)主演作『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)で敵組織“タイムジャッカー”の“ウール”というキャラを演じたのがキッカケで知名度が急上昇し、その後次々とヒット作に恵まれています」

『ジオウ』でウールを演じた時から「女の子かと思った」と視聴者が驚くほどの美少年だったが、プライベートでもメイクとファッションを自由に楽しんでいると公言しており、本格的に「最強カワイイ男子」の地位を確立しつつあったところに来たのが2021年4月クールの初主演深夜ドラマ『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』(日本テレビ系)だった。

 同ドラマは、吉川愛(23)とのW主演作で、演じたのは吉川の高校時代の後輩でファッションショップ店員の相馬周だった。

ドラマ『カラフラブル』【公式】吉川愛×板垣李光人(@colorfulovele_drama)

「タイトル通り“ジェンダーレス男子”な役柄だったこともあり、全体的なメイクは中性的。吉川さんと2人で部屋にいるシーンや公式SNSのツーショット写真などを見ても“画面に男性が映っている”というのに気づかないレベルでした。板垣さん自身もメイクに関して、《"メイクをしないこと"もメイク》など非常に深い哲学を持っていて、それが役柄に反映された感もありますね」

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