■松本潤の『どうする家康』にも出演!

 板垣は自身が「ジェンダーレス」や「美しすぎる少年」と評価されることについては2021年7月4日公開の『GQ』WEBサイトにてこう話す。

「"美しさ"ってとても曖昧。ひとりひとりそれぞれの美しさがあると思うので基準は各々違って当然なのに、メディアの方が大々的に『これが美しさ』であると定義してしまうことには少し疑問も感じます。自分がもつ美しさや美しさの基準は大切にしたい。あと、あまりハードルを上げないでほしいというのも、あります(笑)」

「老後は東京23区外の一軒家に住んで、近所の小学生に『あの家、ヤバいジジイが住んでる!』って言われるのが夢(笑)。一生メイクとファッションと共に歩み続けると思います」

 同インタビューでは中世ヨーロッパでは男性もメイクをしてかつらをつけて、ヒールも履く文化があったことにちなみ、「僕はどこかの前世で"貴族"だったことがあるんじゃないかと思っています」と笑っていたが、板垣は2021年に「貴族」を好演したことでも大幅な知名度向上を果たしている。

板垣李光人✖️スタッフ (@itagaki_rihito) より

吉沢亮さん(28)主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』にて板垣さんは“プリンス・トクガワ”こと徳川昭武を演じました。前半はマゲを結った和装、途中からはマゲを落とし、服も洋装へと移り変わりましたが、どちらも非常に凛とした日本男児という雰囲気を強く感じさせており、視聴者からも大好評。

 2023年の松本潤さん(39)主演大河ドラマ『どうする家康』でも井伊直政役で出演することが決まっており、早くも大河ドラマ常連俳優になりつつあります。そんな、若くして本当にさまざまな役を演じてきた板垣さんが演じているからこそ、『silent』の光には深みが出ているのでしょうね」

 メインだけでなく、サブキャラクターたちの演技も高く評価されている『silent』。板垣も、本作でさらなる活躍に期待できそうだ――。

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