■「右京としては、やはりみんなに会いたい日が来るでしょう」と断言

 現実社会で成宮が引退しただけでなく、『相棒』の中でもカイトは「実は犯罪者だったのがバレて刑務所送りになってしまう」というショッキングなラストだったため、《そこは難しいんですよ。他の相棒と同じように復帰はできない》としつつも、《だから、違う形で再会できるといい。右京としては、やはりみんなに会いたい日が来るでしょう。大変なときもあったけど、いい時間も共に過ごしてきているので、相棒たちに会いたいなと思う気持ちは当然あるわけです》

 と、水谷は語りおろし連載で話していたのだ。

「現実的なスケジュール調整や話題性を考えると、2024年2月1日にテレビ朝日が開局65周年を迎えますので、2024年春を目安に最終回。そして“集大成映画”が製作されるのではないかと考えられます。

 また、『相棒』に関しては、同局のWEBコンテンツ『テレ朝POST』が各界の“相棒ファンの著名人”を対象にしたインタビュー企画を実施していますが、そこであらためて“シリーズは大団円の方向に向かっているんだな”と思わせるトークも掲載されていましたね」(制作会社関係者)

 11月7日にインタビューに応じたのは、テレビ朝日の“重鎮”、元同局のエグゼクティブアナウンサーでもある渡辺宜嗣氏(67)。『相棒』の大ファンという渡辺アナは、『相棒』の最終回について、直接水谷に提案したことを同インタビューで明かしている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4