■1個5000円の高級寿司を150人前!

 前出の制作会社ディレクターが続ける

「中居さんは、必ず紙の台本をもらうようにしているといいますね。内容をメールで送るだけはNGだと。その理由はやはり、自分で補足や進行プランを書き込むからですよね。

 中居さんはSMAPのリーダーとして長年仕切りをやってきたわけで、元々の実力もあるのでしょうが、それ以上に圧倒的な努力や勉強を重ね、“日本一のMC”と呼ばれるまでに上り詰めた“努力の天才”なんです。加えて、スタッフとも懇意にしている。番組プロデューサーとは直接いい関係を築き、マネージャーを通さずに自らやりとりするといいますからね。

 ただ、番組上層部だけではありません。若手スタッフにも慕われているんです。それは中居さんなりの気遣いやホスピタリティからでもあるんでしょうが、特に差し入れがすごいんです。それだけ聞くと“そんなもんか”と言われそうですが、そう単純なものでもないんです」

 中居がテレビから消えない2つ目の理由がこの「差し入れ」だという。たしかに中居は、現場に叙々苑弁当をはじめとする高級弁当をよく差し入れることで知られる。

「年末年始にはバラエティ番組にしろ音楽番組にしろ、中居さんは特番のMCを務めますが、そういった特番の際には、叙々苑弁当に加え、見るからに高級そうな折り詰めの寿司を差し入れるんです。

 スタッフがその値段を調べたところ、なんと1個5000円だったという話ですから、本当にすごい。それも全出演者、スタッフ分の150個ほども発注しているといいますからね」(前同)

■75万円は中居にとっても“痛い額”

 それだけで、単純計算で75万円にもなる。

「“中居くんのギャラはすごいから”と思われがちですが、決して余裕で75万円を出せるわけではないでしょう。たしかに中居さんクラスのトップタレントの特番のギャラは特別。ただ、番組1本のギャラが200万~300万円と言われたのは昔の話。

 今ではかなり安くなっていて、中居さんにとっても75万円というのはギャラから考えても、かなりの負担になっているはず。にもかかわらず、特番の際には毎回のように叙々苑弁当や寿司の差し入れを用意してくれるんです」(同)

 番組のメイン出演者の激励に、スタッフのモチベーションが上がるのは間違いないだろう。

「中居さんに対して“すごい!”といった尊敬の念も芽生えますし、”これからもついていこう!”や“いい番組にしよう“と強く思うでしょうからね。

 共演者、スタッフからも慕われ、もちろんMCの実力は日本一。そんな中居さんが1か月ほどの休養でテレビから消えるなんてことはありえない、と関係者の間ではもっぱらですし、多くのテレビマンがますます、中居さんと仕事がしたいとなっていますよ」(同)

 MC力と男気あふれる差し入れで、復帰後も中居の“国民的スターの座”は安泰!?

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