■東出の「愛憎劇を描いた」主演映画が後を追って公開

「ぜひ、苦い過去を払しょくし、最新映画で自身の評価を覆してほしいところですよね。ところが、ここに来て思わぬ“横やり”が入ってしまったと言えそうです」

 唐田の主演映画『の方へ、流れる』の公開日は11月26日。そこからわずか2週間後の12月9日に控えているのは……。

「東出さんの主演映画『天上の花』が控えているんです。これは日本を代表する詩人・萩原朔太郎の娘である萩原葉子さんが1966年に発表した同名小説『天上の花―三好達治抄―』の映画化作品。もちろん内容は純文学的でいい作品なんですが、恋愛要素のある作品で東出さん演じる詩人の三好達治と女性たちの愛憎劇を描いた作品なんですよね……」

公式YouTubeチャンネルuzumasafilmより

『天上の花』」は「詩人の三好達治が妻子と離縁し、萩原朔太郎の妹である慶子と結婚するも、彼女への愛と憎しみを制御できなくなっていく」という物語だ。

 そして、予告映像にあるのは、「たとえ天地が滅んでも、この愛は変わらない……!」という三好達治(東出)のセリフ。否が応でも、思い出されるのは、現実に起きた東出と唐田の不倫騒動だろう。

 すでにネットでは、

《よりにもよって不倫相手の東出と同じタイミングで主演映画は配給がわざと話題作りで狙ったとしか思えない》《京都みなみ会館で映画の上映前に唐田えりかの主演映画の予告編が流れたあと続いて東出昌大の主演映画の予告編が流れたのって絶対偶然やないやろ》といった声が、SNSには寄せられている。

「まあ裏を返せば、唐田さんの復帰作は、舞台挨拶での容姿の激変ぶり、さらには“東出さんとの被り”という話題性ができたわけで、もう開き直るしかないでしょう。『の方へ、流れる』は上映館の数なども大規模な作品ではないですが予告の雰囲気や唐田さんの演技は悪くないし、『極悪女王』と合わせて唐田さんのキャリア復帰の起爆剤になればいいのですが……」

「元カレ」が原因で思わぬ注目をされてしまった唐田と『の方へ、流れる』。高評価の方へ流れてほしいところだが、果たしてーー。

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