■兼近が1位に選んだのは誰だ?

1位 ウッチャンナンチャン 南原清隆(57)

 兼近は「ウッチャンはわかると、当時の俺は。ナンチャンにいたっては、なんでこの人が一人でテレビ出てるんだろう? って」「芸人なりたてのときとか、ネタとかも見たことなかったんで」と、ナンチャンをナメていた理由を説明。

 しかし、共演したときの印象について「TV番組での、僕らネタで出たり、ゲストで出た番組にいたりしたときに、毎回外さないんですよ。ナンチャンって」といい、

「僕はね、ナンチャンって、ずっと外してる人だと思ってた。全部当てる。ミート力ハンパないし、若手の情報とかめちゃくちゃ詳しいし、いろんな情報小出しにして説明もできますし、モノ食べるときのコメント力もハンパじゃない。

 誰かが欲しいセリフを必ず入れてくれる、バランス取るのうまい、完璧な人間なんですよ。僕がテレビ作ってる人間だったら、絶対に“この人いれば誰入れてもいいや”になるんすよ」と、ナンチャンの魅力を語っていた。

「兼近は、お笑い芸人のセオリーにとらわれず、正直に思ったことを口に出すキャラクターで知られています」

 こう語るのはお笑い関係者だ。

「あまり裕福ではない家庭で育ち、最終学歴は中卒(高校中退)。あまりテレビを見ずに育ったのそうですが、趣味は読書でその見識の高さが注目されています。年長者やスタジオの空気に気を使いすぎず、若い世代の気持ちを代弁できるのが持ち味。

 11月17日に放送された『ABEMA Prime』(ABEMA)で“酒が飲めないのでウソになるからお酒のCMには出ない”と語るなど、実直なキャラクターが評価されています。

 先輩芸人に対しての知識もないのですが、実際に対面して素直に“すごいと感じた”というコメントを聞いて、嫌な気持ちになる人はいないでしょう」

 お笑い第三世代を知らない世代でも、実際に対面するとその実力がわかる?

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