■ドラマに臨む永瀬が大プレッシャーを受ける2つのワケ

 永瀬に大きなプレッシャーがかかる要因の1つは、彼が所属する5人組グループのKing&Princeが、平野紫耀(25)岸優太(27)神宮寺勇太(25)の3人が2023年5月に脱退し、高橋海人(23)と永瀬のデュオになることだ。

 ドラマとバラエティで双璧を成していた平野と岸、そしてグループのライブ演出で中心的な役割を果たしていた神宮寺の3人が一気に辞めてしまう、という危機を迎えているのだ。

「永瀬さんと高橋さんの2人が、業界での評判が悪いということはありません。

 しかし、メインを張るにはどうしても平野さんや岸さんの方が存在感があった、と感じる人は多いんです。NEWSが2011年に特に人気の高かった山下智久さん(37)と錦戸亮さん(38)が抜けた際と似た現象が起きている、ということですね.

 永瀬さんとすれば『夕暮れ』で、圧倒的な存在感を出したいところでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 もう1つは、永瀬が直近の主演ドラマで「失敗」してしまっていることだ。

「永瀬さんは今年7月クールに『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系)で主演を務めていたわけですが、これが平均世帯視聴率4.4%、最高視聴率6.1%がどちらも同枠のワースト1位を記録する大爆死。

 テレビ業界が最重視している“13~49歳”を対象としたコア視聴率でも2%程度という、あまりに残念な結果に終わってしまったんです。ドラマ自体がつまらないという声は多くありましたし、決して永瀬だけが悪いわけではないですが、ドラマや映画の結果は、どうしても主役に降りかかっていきますからね……」(前同)

 2連続で出演作がコケてしまった場合、本格的に「数字の取れない役者」という評価が定着してしまうことになる。それは絶対に避けたいところだろう。

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